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毎週の練習の進捗状況のお知らせです。 詳細は出席した時にご質問くださいませ。

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「12月14日 片町文化センター

今回で、孤児院ミサ練習記録は終了いたします。

今までの練習記録を読み返しつつ、練習時に直接、指揮者のご指導を受けながら
本番に向けてより良い演奏ができますように、各自練習に励みましょう♫

団員以外で、今まで記録に目を通してくださった方々には、心より御礼申し上げます。

果たして、この練習記録を生かした演奏が出来ているかどうか、当日お確かめに演奏会場まで
お出かけくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

本澤千恵子」

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ヴォイストレーナーの小関です。

 辰野先生のレッスン、お疲れ様でした。
 今まで積み重ねてきた練習の成果を出したいところですが、せっかく書き込んだ注意書きを十分に生かせていないようです。日々、音楽に向き合うことが難しいとは思いますが、当日でもいいので楽譜に書き込んだ注意書きに必ず目を通しておきましょう。
 残念なことですが、技術的にできるかできないかではなく「書いてあったのに、見落としていた」「そういえば前回言われたのを思い出した」ことが多いようです。みなさんにとっても貴重な時間を割いて集まっているわけですから、生きた練習、生きたレッスンになるよう心がけたいものです。
 まずは練習日記をうまく使って、聞き漏らしたことを楽譜に書き込んでおきましょう。もし、注意の意味がわからなかったときは、次回の練習で質問してください。

 では、はじめから確認していきましょう。

 Kyrie は、何と言ってもこの曲の第一声。お客様は、期待に胸膨らませ、耳を澄ませて聴いています。MBCはうまくなったと言わせましょう。そのためには、まず4パートが揃うこと。準備して、ブレス、止めて、発声という一連の動きを全員がいっしょにできること。お互いに気を配り、よく聴き合う必要があります。ここはフォルテだからといってありったけの声で歌っていては、周りの音は聞こえません。
 歌い出しの Ky- 、母音で伸ばしているとき、休符の切り方、それぞれに気を配る必要があります。それから同じ言葉を3回繰り返しますが、気持ちが途切れないように1小節から8小節までを一つと考えてください。とても大きな円を描くようにフレーズを意識しましょう。
 曲調が変わって、26小節の出だしから合唱が入ります。さきほどまでを「静」的とするなら「動」的な音楽に変わります。だからといって押さえられていた気持ちが一気に解放され、イノシシのように駆け出さないように。冷静にあくまでも冷静に。歌いやすい高さなので、つい声を張り上げてしまいますが、ここは我慢です。全曲を歌いきるには、最初のコントロールが大切です。

 次にGloria ですが、フレーズという意識をもっと持ちましょう。もぐらたたきのように1音符ごとにたたくように歌うのではなく、音符の頭をなでるように流れを意識して歌います。とくに5小節目からの Et in terra pax hominibus や bone voluntatis のような音程に変化が少ないときに粗さが目立ちます。
 71小節、Allegroから。72小節目のクレシェンド・デクレシェンドを忘れずに。79小節、82小節はデクレシェンドします。
 139小節 Qui tollispeccata mundi, から二分音符が基本となっている音型ですが、アクセントを強調する必要はありません。発音に少し時間をかけ、丁寧に歌います。あとはモーツァルト先生のメロディーにすべてをゆだねて、安定した声で “冷たい事務員のように” 歌いましょう。音楽はおのずとついてきます。
 147小節、152小節、159小節、165小節の語尾、揃えることを忘れずに。
 ソプラノパート、158小節の1拍目、dex- のナチュラル、音程に気をつけて。

 244小節から重くなりがちです。ここもフレーズの取り方が短いようです。歌っては切り、歌っては切り……では、どんどん重く、遅くなってしまいます。4小節ワンフレーズのつもりで歌いましょう。そして、音楽を前に進めましょう。

 Credo ソプラノパートの出だし、なかなかうまくいきません。次回、特訓しましょう。その前に練習として、手拍子(1秒間に2回程度)を打ちながら2拍目にCre-とことばで言ってください。「ク」が手拍子と同時になっていませんか。本当は「レ」が同時になります。そう、「ク」は手を打つ直前でなくてはなりません。だから字余りになって、つじつまが合わず気持ちが悪いんです。
 では、試しに1拍、2拍の間に「ク」を言って2拍目に「レ」を言ってみましょう。今度はどうですか。これでは「ク」が早すぎると思いませんか。「んクレー」と聞こえます。では、「ク」を2拍目に近づけてみましょう。文字で表現するなら「んックレー」。
 次に、まず手拍子を打ちながら「ク」なしで歌います。2拍目で「レ−」ですね。「レード」「レード」それが正しいタイミングです。その直前に「ク」を添えてみてください。

 Credo から後半は、今までの練習日記を見直しましょう。最初に書きましたが、「じょうずに書き込んで自分のオリジナル楽譜を作ること」を心がけましょう。“一度言われたことは二度言われない” ことが原則です。残り少ない練習期間を充実した時間にするためにも、いっしょにがんばりましょう。
ヴォイストレーナーの小関です。

今回から辰野先生の集中レッスンが始まりました。12月28日と1月4日の練習を含めると本番まであと8回です。
本番前、年末年始の体調管理にはとくにお気を付けください。

では、Credoから確認していきましょう。
2分の2拍子、二つ振り。ソプラノパートの出だしに四分休符がありますが、これは「休み」ではなくて、イメージするなら跳び箱の踏み切り板だと思ってください。3パートの歌い始めといっしょに準備し、踏み切り板の四分休符で踏み込み、次の二分音符で跳躍する。すると自然にCre-が強調され、次のタイのある四分音符へと繋がります。今回は、踏み切る準備が遅いため、もたついて跳び箱に激突していました。
このソプラノのひと声がこの曲のテンポを決めますので、要注意です。

5小節目からは、とくにフレーズを意識しましょう。まず5〜8小節を一つに。続けて9〜10小節を、11〜12小節と半拍を一つのフレーズに取ります。ことばの発音も重要ですが、音楽の流れが犠牲になってはいけません。
フレーズを意識する方法としては、まず指揮をするように右腕を体の前に出し、円を描くように時計回りに回してみてください。長いフレーズの時は大きく回し、短いフレーズは小さく回します。回すスピードは曲のテンポに相当し、音楽に合わせながら回します。
では、歌いながらやってみましょう。
Credoの出だし、1、2、3小節目は各一回、4小節目は二回、回します。続けて5小節+6小節目で一回、7小節目+8小節目で一回、9小節目+10小節目で一回、11小節目+12小節目で一回です。13小節目から二回ずつ……。何度か繰り返しやってみましょう。コツは、描く円の大きさを二回のときは小さく、一回のときは大きくすることです。円を一つのフレーズとするとフレーズのもつ大きなうねりが感じられると思います。次回の練習で確認しましょう。

16小節は1小節目と逆に今度はテノールパートとバスパートが半拍あとに入ります。ソプラノパートと同じように準備が大切です。
20小節の八分音符 -li -um は全パート揃えるように。全体に言えることですが、拍のウラ(今回は二分の二拍子、2拍目のウラ)が遅れる傾向にあります。付点のある音符に続く音符のリズムが少し適当(感覚的に)になっていないか確認しましょう。

先に進んで47小節。出だしが揃っていません。この音はユニゾンですのでとくに目立ちます。全体を通して、フレーズの歌い出しが揃っていません。これは「出だしの音程に自信がない」「ブレスが遅い」「子音の発音がバラバラ」が原因と思われます。自信がないとほかの人の声を聴いて出るわけですから遅れてしまいます。さらに Qui のように短い子音から始まる箇所は、全パートのブレスが揃っていないと「クククゥ」となりバラバラに聞こえてしまいます。「音程」「ブレス」「子音」が揃うように次回練習しましょう。

56小節アウフタクトはメゾピアノで始めます。この de-scen-dit 「〜降る」は文字通り下降型ですが、ソプラノパートの動きに要注意です。シンコペーションのリズムは正確に取らないと「ズルズルと引きづったよう」に聞こえてしまいます。続く59小節アウフタクトからフォルテ、61小節アウフタクトからメゾピアノ、64小節アウフタクトからフォルテというようにコントラストが付くよう歌います。

次のソプラノアルトのソロが終わった116小節から八つ振りになります。オーケストラは特徴的なミュートしたトランペットから始まります。計4回のフォルテピアノに誘導され合唱が始まります。この強弱の変化は合唱が入ってからも続きます。
合唱の出だしはメゾフォルテです。それから、みなさんCru-の「ク」が遅いです。小節線の前に「C」としっかり書きましょう。ここは r の巻き舌を強くせず、u の母音はいつものようにoに近づけて発音しますが、少し口を開き気味にし、ソフトに歌うように心がけましょう。
続くソプラノパートとテノールパートの三連符は、強調よりも丁寧に歌うよう心がけます。ここは、イエスの両手が十字架に釘で打ち付けられているところ(かもしれません)。あふれ出る悲しみや苦しみを抑え、けっして絶叫せずに冷静に歌いましょう。同様に122小節の16分音符も強調よりも丁寧に。この2箇所は、合唱の-xus, にかぶってオーケストラがフォルテピアノで強調してくれます。それを聴くぐらいの余裕を持ちましょう。あと、-xus, 直後の四分休符がまちまちになっています。語尾を揃えることを忘れずに。

さあ、続けましょう。Allegro の先150小節から。ju-di-care の ju-di が重いです。これでは気持ちを込めすぎ? かな。「生きている人も死んだ人も裁かれる」という部分ですが、アクセントは-ca にあります。ju-di は軽く歌います。154小節のAdagioは四つ振りになります、気を付けましょう。

231小節、Allegro 二つ振りです。252小節メゾピアノで入り、256小節に向かってクレシェンド。Adagio は四つ振りになります。

260小節、Allegro 二つ振り。ソプラノパートの歌い始めが重くなりがちです。ここはメゾフォルテで。この後に続く一連のamen を美しく歌うためには、力まずに歌い始めないと持たなくなります。コツは、ven-tu-ri に向かって少しクレシェンド、sae-cu-li からデクレシェンドすると続く a-men が歌いやすくなります。

さて、少し休憩しましょう。
モーツァルトを聴くと免疫力が高まるという話を聞いたことがあると思います。免疫という考え方はずいぶん昔からあり「病気によっては二度目がない」と経験では知っていたようです。免疫が学問的に研究されたのは、1796年にイギリスのジェンナー医師が種痘(天然痘ワクチン)を行ったことに始まります。モーツァルトの没年が1791年ですから周りの人も作曲家自身も免疫力を高める効果があるという認識はなかったでしょう。でも、ザルツブルクでミサを受けていた当時の人たちは、きっと毎主日の礼拝後、なぜか元気になっていたのではないでしょうか。「最近体の調子がいいのよねぇ」「風邪をひきにくくなったなあ」「体がポカポカしてくるねぇ」などと言いながら大聖堂から出てくる様子を想像してしまいます。いつも練習の後はビールがうまいと言っているあなた、それはモーツァルト先生のおかげかもしれませんね。

閑話休題、Sanctus 四つ振りです。15小節 Allegro は、基本的に一つ振り。16小節のアルト、バスパート。八分音符は遅れないように。36小節からメゾフォルテ。Ho-san-na のアクセントは sa にありますが、次の -na を少し控えるように歌うことで強弱を付けます。くれぐれも -sa を強く歌わないように。全体が重くなってしまいます。

Benedictus 四つ振り。テンポの変化はありません。8小節の四分休符の前、sis. の「ス」が長くならないように。四分休符で「ス」です。24小節3拍目でリタルダント。Hosanna に戻るテンポに気を付けましょう。

Agnus Dei テノールソロに続いて、Agnus の「ア」はテノールソロを受けて、音色に気を付けましょう。平べったくならずに、もっとソフトで深さを持った音色が望ましいです。まず、ブレスの準備が遅いと「急いで」吸って「急いで」発声し、息の量がコントロールできずにアクセントの付いた大きな声が出てしまいます。ブレスの後、いったん止めて、それから発声です。準備する時間は十分にありますので、落ち着いて歌い出しましょう。
45小節目のソプラノパート。上のファの音ですが、ラから六度跳躍のため、どうしても強く息を当てて歌いがちです。ここは支えをうまく使わなくてはなりません。支えの上で息を連続して流します。ファを出すためにそこだけ部分的に息を強く送るのではなく、-re- から送る息のスピードを少しずつ速くしていきます。支えを意識しながらクレシェンドするようにです。最高音 re を歌ったら次の no から少しずつスピードを落とします。緊張がほどけていくような感じです。次回の練習でやってみましょう。

さあ、最後です。dona nobis pacem. 「われらに 平安を お与えください」が一つのフレーズです。そして、フレーズの山は pacem。山に向かってクレシェンドしますが、この山はとても優しい心で穏やかに横たわる山です。フォルテと書いてありますが、けっして強烈な音にならないように、優しいフォルテを心がけます。ここでは -cem. を乱暴にならないよう丁寧に歌ってみましょう。
最後の124小節目の -cem. は残らないように気を付けましょう。
今回は、復習練習でしたので前回、前々回の練習記録をもう一度よく見直してみてください。
よろしくお願いします。

ヴォイストレーナー 小関
ヴォイストレーナーの小関です。

 先週に引き続き、1時間(^-^)/早い18時からスタートして残りの部分を集中的に練習しました。長丁場、お疲れ様でした。



 長時間とはいえ、ずっと歌い続けているわけではないのに、頭が疲れてきて、声も出にくくなります。自分以外のパートも聞いているだけで自分が歌っているのと同じように疲れてくるものです。

 どうやって長丁場を乗り切るか。まずは、飲み物やアメの用意、休憩時間をうまく使って短時間でできるだけ回復するよう、工夫しましょう。休憩中はつい大きな声で近況を語り合ったり、笑ったりと、さらにノドを酷使してしまいがちです。話すときはちょっとノドを気遣ってあげてください。息のスピードや量を加減するだけでずいぶん負担が軽くなります。



 さて、残った Sanctus と Benedictus、そしてAgnus Dei の音取りです。



 まず、Sanctus 。「聖なるかな 聖なるかな 聖なるかな 万軍の神〜」と2分音符、全音符をたっぷり使って歌います。Sa- や tu- の母音をいかに充実した響きに仕立てるかが重要です(仕立て方は練習で)。7小節でリズムが急に動きますが、けっして急がないこと。テンポが倍になったような錯覚に陥りますが、3カ所のアクセントDominus のDo 、Deus の De 、そして続く8小節の Sabaoth の Sa のウラのことば、-minus 、-us 、-baoth を慌てずに丁寧に歌います。



 続いてテンポが代わってAllegro 「〜天地に満てり。いと高きところにオザナ」ここは動きがありますね。8分音符二つの組み合わせ、2小節、26小節以降にいくつも出てきます。最初の8分音符をちょっと長めにするとリズムを保ちやすくなります。くれぐれも流れてしまわないように。



 26小節、ソプラノパートから始まる下降系はよく出てくるパターンですが、次のパートが出たら、ちゃんと譲ってあげてください。アンサンブルとは「ここはあなたの出番、ここから私の出番、ここはいっしょで、そしてまたあなたの出番〜」という風に譲ったり主張したりと音楽に積極的に参加することです。コツは各パートの音をよく聴くこと。



 36小節、Hosana から3拍子が2分の2拍子に変わりますが、ソプラノ、アルトとテノール、バスがそれぞれブレスを合わせて。ここは全体が「Hosa、hosa、hosa、hosana in excelsis 」「Hosa、hosa、hosa、hosa、hosa、hosana in excelsis excelsis」と重なって聞こえるところです。アクセントは -sa- 、-cel- の2カ所。マルカート気味に、ただし乱暴にならないように気をつけて。



Benedictus

 ソプラノのソロから始まり、合唱、ソロ、合唱、ソロ……と呼応するように歌い合うところです。テンポの変化に要注意。ソロとの組み合わせでよく起こるのは、ソロに聴き入ってしまい出遅れることです。曲中の休符は、休憩ではありません。次に出番までの準備と心得ましょう。



Agnus Dei

 トロンボーンの柔らかい響きの前奏に続き、美しくも慈悲深い気持ちにさせるテノールソロから始まります。「世の罪を除く神の小羊よ あわれみをお与えください」慈悲とは、仏教用語で仏(ほとけ)や菩薩(ぼさつ)が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くことを意味します。なんとキリスト、イエスに通じるではありませんか。私たち日本人のこころにも通じる“ことば”と音楽を存分に感じて表現したいですね。



 バスパートは独立していて、通奏低音をなぞるように歌います。これはもうメロディーといってもいいかもしれません。単純な動きながらとてもこころに残る音型です。こういう場合、気持ちを込めて歌いたくなりますが、それは逆効果です。むしろ“冷たい事務員”のように淡々と歌い、ほかの3パートを支えるように歌います。3パートは、バスパートを聴きながら、互いに手を携えて歩むように歌います。バスパートが急ぐと3パートのバランスが崩れてしまいます。二人三脚(この場合は四人五脚)のように揃っていないと転びますよ。



 続く、アルトソロ、テノールソロ、バスソロ、ソプラノソロのあと、ついに最後のフレーズ「われらに平安を与えたまえ」です。



 一転してハ長調のAllegroで始まります。dona nobis pacem ことばのアクセント do- 、no-、pa- にありますが、ここはむしろ、na、bis、cem を優しく丁寧に発音するよう心がけたほうが美しいと思います。ビス! チェム! と語尾を強めることのないように。



 75小節から始まるバスパート、大切です。リズムに気をつけて、テノールの8分音符(76小節)、アルトの8分音符(77小節)の存在を意識してください。



 全パート、何度も繰り返される pacem 四分休符、pacem 四分休符のパターンは、1回目より2回目がエコーのように少し弱くなります。109小節から、お馴染みのパターン、ソプラノ、アルト、バス、テノールの順番に出ますが、dona の次の2分音符は、次のパートに譲りましょう。その分、115小節から全パートで揃ってフィナーレに向かいます。120小節のピアノ、122小節のフォルテ、はっきりわかるように。



 この曲が教会の礼拝で実際に使われるために作られたのだとあらためて実感するフィナーレです。華やかではなく、控えめに「平安を 平安を」と唱えて終わります。

歌い手にとっては物足りないかもしれませんが、ミサで使われる実用音楽であるがゆえです。



 実際に行われているミサでは、最後に司式者が “Ite, missa est”「行きなさい、これで終わりです」と宣言して終わります。このmissa が、ミサの語源とされています。そして、「終わりです」ということばは、単なる「終了」ではなく、「さあ、教会の外に出て宣教に行きなさい」という意味を持っています。
ボイストレーナーの小関です。

今回は辰野先生に見ていただきました。
先週まで Credo の音取りを中心に練習してきましたが、最初に戻って Kyrie からレッスンを受けました。残念ながら以前注意された部分を再度指摘された箇所が多くありました。みなさん、楽譜に書き込んでいますか。後で見てもわかるように自分なりにマークや記号を使って上手に書き込んでください。

では、楽譜を見ながら確認していきましょう。

Kyrie
まず、出だし。1、3、5、8小節の和音。ハーモニー感を意識して歌うトレーニング。この曲はハ短調という「深い悲しみに満ちた」イメージを持つ調で始まります。ことに第3音が重要な役割を持っていることは既に勉強しました。今回も第3音のパートを抜いて声を出し、その響きを聞きながら第3音のパートを加えるという練習を繰り返しました。ピアノの音に比べ、声楽の場合、長調の場合は低め、短調の場合は高めに第3音を取ることで、美しい響きを作ることができます。響きの中に注意深く溶け込ませるように声をのせることが出来たとき、きれいにハモったと感じましたがいかがでしたか。

このような練習を積み重ねることでハーモニー感が身につき「耳がひらく」ようになります。とくに孤児院ミサは随所にハモりが求められますので、今回はまさに「耳をひらく」絶好の機会です。これからもハモりを体験する練習を続けましょう。

続けて、12小節の全音符は、アクセントは付けずに少しデクレシェンド。次の Allegro にバトンタッチするように丁寧に伸ばし、切るタイミングもそろえて。

64〜65小節、66〜67小節は、2小節ワンフレーズでそれぞれクレシェンド、デクレシェンド。続くソプラノの Kyrie は、ぼやけないようパートでそろえます。ブレスのタイミングが遅いと付点が短くなりリズムが崩れます。早めの準備が大切です。

89、96、100小節の8分音符二つ、ここでも最初の8分音符が短くなりリズムが崩れやすくなります。前をテヌート気味にして丁寧に歌うことを心がけましょう。

Gloria
20小節のソプラノ、アルトの8分音符二つ。前述と同様に気を付けて。22、23小節はフレーズの終わりをどう歌うか、指揮にも気を配ることを忘れずに。とくに22小節のソプラノとテノールの動きが重要です。

71小節、合唱の Gratias, ここもハーモニーが重要な要素になります。「主に感謝が捧げます」の部分です。音色は明るく、ハ長調の響きを感じてください。72小節は、クレシェンド、デクレシェンド。
74小節、4拍目のアルト。他のパートを次の響きに誘う重要な音になります。とくにアルトは意識するように。

76小節〜、Vivace。アルトから始まる下降形は、小さな真珠がきらきらしながら転がるようなイメージです。けっして炭団(たどん)がごろんごろんと転がるようなイメージではありません。軽快さが求められます。少しスタッカートぎみに歌うとよいでしょう。バスも重くならないように。

79、82小節はデクレシェンド。
79小節のソプラノ、アルト、テノールの2拍目ですが、最初の8分音符とウラの8分音符は、ニュアンスが変わります。互いのパートをよく聴き合った上で、ウラの8分音符をテヌート気味にし、リタルダンドに備えましょう。
80小節からのテンポ感は、各パートが一緒に動きますので気持ちを合わせることを忘れずに。

139小節〜、Adagio。140小節の1、2、3拍でオーケストラは急激にクレシェンドします。合唱はオーケストラの動きを聞いていると遅れがちになりますので、カウントと準備を忘れずにフォルテでしっかり入りましょう。各フレーズの終わり、4分音符、2分音符、全音符はデクレシェンドです。144小節はメゾ・ピアノで始めます。163小節のアルト、2分の2拍子2拍目ウラの4分音符、続く164小節の2拍目4分音符二つはテンポに関わる重要な音です。

244小節、フーガ部分です。Cum sancto の4分音符3つはクレシェンドです。その後の Spiritu に向かう大事な準備でもあります。ここでは、amen パートは、Cum sancto〜 が自分で歌っていて聞こえるように少し抑えて歌うよう心がけるとバランスがいいでしょう。
259小節ソプラノの amen は、美しいメロディです。武骨にならずに、259小節のタイは伸ばし過ぎて遅れます。そこでモタつくと焦ってしまい声が崩れやすくなります。

260小節の前小節から続く men は、261小節の4分音符を少し短く切り上げて次の三度の跳躍に備えます。263小節で息切れしないよう、ブレスの位置を工夫して。
309小節〜ソプラノのメロディは弱拍の8分音符を意識し過ぎて、しゃくったようなアクセント、あるいはポップスのようにリズムを崩して拍の後半を少し遅らせるようになっています。リズムを崩さず、冷たい事務員のように淡々と歌うことを心がけましょう。

さてレッスンの途中で、8月のサマーコンサートでモーツァルトのカンタータを歌われたテノール歌手の木下紀章さんがお見えになりました。今回の孤児院ミサのテノールソロをお願いしております。その打ち合わせとご自身の演奏会のご紹介のため、お忙しいところをわざわざお越しくださいました。ありがとうございました。
また、ご自身の体験談としてウィーンの教会のミサで実際にご覧になった司式者の所作について、さらに発声についてのアドバイスもいただき、たいへん勉強になりました。重ねて感謝申し上げます。
ヴォイストレーナーの小関です。

 さて、今回は先週に引き続きCredoの最後、二重フーガの部分です。
Et vitam~とamenの二つのテーマが交差しながら何度も歌われますが、それぞれを意識すること。そのためにテーマを取り出して練習しました。

 アーメンとはヘブライ語で、「そのとおりです、本当です、そうありますように」という意味です。現在も一般的に祈りの最後や賛美歌、聖歌の最後に唱えたり、歌われたりしています。Credoを通して唱えられたすべての事柄に対して最後に「そのとおりです」と締めくくるわけです。ということは、ここで歌っている「Et vitam~ 来世の生命を待ち望む」に対してだけamenと言っているのではなく、Credo全体に対応しているということがわかります。ゆえに、重要なテーマの一つに位置付けられた、つまり二つとも主たるメロディーとしての役割を担っていると考えてよいでしょう。a- の母音で伸ばしながら8分音符の上下に動きに従ってクレシェンド、デクレシェンドを忘れずに。誇張する必要はありませんが、メロディーだということをもう一度感じてください。

 次に Et vitam~ ですが、この旋律はamenとは違い、同音の連続から始まります。そして、ことばのアクセントを生かしたリズムで歌われるため、amenのメロディーと重なっているにも関わらず際だって聞こえてきます。口を動かして明瞭に発音することを心がけましょう。

 この二つのテーマをよく見ていると、Et vitam~ が船で、amenが波のように思えます。ガリラヤ湖の波間を進む一艘の漁船(帆掛け船です、エンジンはありません)です。船がスーっと進む(Et vitam venturi saeculi)と波(amen)にぶつかって上下に激しく動き(venturi)、また進む(saeculi. Amen)さまが見えてきませんか。
 イエスが漁師を弟子にしたこと、弟子たちが湖で嵐に出会ったときイエスがその嵐を鎮めたこと、弟子たちが湖上で風のために船をうまく漕ぐことが出来ず悩んでいるときにイエスが湖上を歩いていって救ったことが聖書に記されていますが、モーツァルトがそのことを意識して表現したのなら興味深いですね。

ここは、ソプラノの266小節(波を受けて上下するさま)はアルトの265小節(amenの波)を受けて歌うよう、連続性を意識したいです。同様に他のパートにもありますので、楽譜を確認しましょう。

 Credo最後の部分は、全パートamenに集結し終わりを迎えます。327小節から2分2拍子1拍休符、2拍目のa-は、ウラ拍ですがアクセントはa-にあります。けっして-menが強く歌われることはありませんので注意しましょう。最後の335小節の4分休符ですが、勢い余ってaと飛び出てしまいがちです。直前のmenのnは舌前方を前歯の裏側に当てて受け止める、次の4分休符は、aを言ったら唇を閉じてmの準備に使うとタイミングが合わせやすいです。くれぐれもアッ メーンではなく、ア メーンであることを忘れずに。

ヴォイストレーナーの小関です。

 先週の練習はお疲れ様でした。今後しばらくの間、私が要所を復習できるよう書き込みます。でも、本当は各パートリーダーがパート別にその日のポイントをアップしていただけるとうれしいです。こちらが発した言葉が一方通行ではなく、どのように伝わっているかがわかり次に生かせますし、お互いに緊張感をもって練習に臨めますので、ぜひ、今後の検討課題としてお考えください。

  

 音楽に入る前に、前々回みなさんにお見せした1枚の画について、所在を知りたいという声がありましたのでお答えします。

 

 18世紀イタリア画家、ティエポロ(G.B.Tiepolo 作『十字架の道行き』。ヴェネチアのサンタルヴィーゼ教会(Sant'Alvise)のために描かれた作品です。縦4.5メートル、横5.17メートルの作品で、祭壇の右側に掛けられています。

  

 さて、今回はCredo後半部分、“Et resurexit,〜” イエスの復活の部分からです。何度も繰り返しになりますが、Credoはとくに『ことば』が重要な要素になりますので、常に発音に気を配りましょう。

 

 各パートの音取りに先立って、ソプラノソロから合唱ソプラノが引き継ぐ部分を確認しました。下3パートは4分音符でいっしょに入りますが、ソプラノだけソロを受けて8分音符分あとに入ります。譜面上は分かれていますが、演奏上はソロの子音(xitt)がソプラノに重なります。ソロを聴いて出ようとせずに心の中でカウントして遅れることのないよう気を付けましょう。-re-sur の拍以降は全パートが縦で揃っています。ソプラノが遅れると、切れの悪いモヤッとした演奏になるのでご注意を。

 

 「天に昇る」部分 “Et ascendit” 137小節〜)は特徴的な8分音符+付点2分音符(よく見てください。2分音符とタイで4分音符が繋がっています)の上行形がアルトから始まってソプラノとバスに波及していきます。一方、テノールは2拍目の音だけを見ると(138小節、139小節)上行していますが、そのあとミ・ド・ラ、ファ#・レ・シと下降していることに気づきます。イエスが天に昇り、神と並ぶ(右に座す)が、けっして上に「去ってしまった」のではなく、常に人と繋がり続けている、そんな表現をモーツァルトがしたのかもしれません(かってな想像に過ぎませんが)。

 ここで大切なことは、作曲家が何か意図をもって変化を付けているということです。演奏者は常に作曲家の思いを読み取るために注意深く楽譜を見る必要があります。こうした表現を見つけることもその一つの方法でしょう。

 ここは、上行する3パートと下降するテノールのニュアンスを変えることで、表現したいですね。上行パートはリズムが崩れないよう気を付けて。140小節の“ascendit”に向かって自然にクレシェンドできるはずです。一方のテノールは、11音を明瞭に、ただし鋭く切るのではなく、少しだけマルカート気味に歌います。1回目、2回目とクレシェンドすることも忘れずに。

 

 次に147小節のアルトですが、2分の2拍子、2拍目のウラが8分音符でファ・ソと動きます。拍のウラでこのように動く場合、軽くなって滑ってしまいがちですので気を付けて。

 

 150小節 judicare はソプラノからアルト、テノール、バスと4分休符のあとに出ますが、各パート遅れないようにするためにはブレスのタイミングが大事です。直前の4分休符でブレスしていては間に合いません。その小節に入る前でブレスして止めて用意しましょう。このように同じメロディーが順番に出る場合、後のパートは先のパートのニュアンスを引き継ぎます。この場合、ソプラノがニュアンスを決めることになります。ほか3パートは、ソプラノの表現に倣いましょう。154小節、フェルマータとAdagio、テンポが変わります。

 

 47157小節から。ここは4小節ワンフレーズを意識しましょう。159小節に休符がありますが、フレーズは途絶えません。この休符は次のnonを歌う準備のつもりで、くれぐれも音楽が途絶えないように。

 

 165166小節の non 2分音符ですが、2分の2拍子、1拍分ということを忘れないように。ノーンではなく、ノ ンです。続く169小節、non 3回歌いますが、このように繰り返す場合はクレシェンドでしたね。

 

 テノールソロに続いて、Allegro 、“Et unam sanctam catholicam〜”。ここで注目したいのは、音楽の作り方が先に歌った “Et resurexit,〜” に似ていることです。in remisionem のソプラノから入ってくる部分と judicare の部分、resurectionem 8分音符+付点2分音符で各パートが重なり合う部分と Et ascendit の部分です。見比べてみると出てくる順番が逆になっていませんか。

in remisionem は「罪の許し」と judicare は「裁き」、resurectionem は「復活」とEt ascendit は「天に昇る」。言葉の持つ意味の対比と音楽の対応がシンメトリーに置かれています。とても興味深い表現方法です。

 

 in remisionem は言葉のアクセントを意識して。resurectionem のテノールは、全く同じではありませんが先ほどと骨組みはいっしょで、3パートと異なる動きをしています。ソプラノ、アルト、ベースの8分音符の動き、そして255小節に向かってクレシェンドは先ほどと同じような注意が必要です。257小節からAdagioのテンポ変化にも気を付けて。

 

 Credoの最後、Et vitam venturi saecul は、大きく2つの旋律で出来ています。Et vitam〜とamenです。こういう場合は、それぞれに役割に応じた歌い方が求められます。主張すべきところ、バックに回るところ、合わせて歌うところなどです。次回の練習で確認していきましょう。

 

 今回演奏する孤児院ミサでは、とくに“ハモる”ことに気を配って、アンサンブルの喜びを実感したいと考えています。互いに聴き合う、ブレスを揃える(気持ちを揃える、気を合わせる)など、「もちろんやっている」ことかもしれませんが、もう一度意識してみてください。

 《 》内は小関先生よりの寄稿文です

 

今回からは、いよいよCredoの練習に取り掛かりました。

小関先生のご指導のもと、45ページの最後、125小節目まで練習しました。

ミサの中でも、Credoは最も重要な部分で、変化に富んでいます。
Credo(使徒信経・信仰告白)はキリストの生涯が「〜を信じます」ということばと共に語られているとても大切な部分です。ことば一つひとつを意識し、しゃべるように歌いましょう。》

44ページ、116小節目からの音楽は、孤児院ミサの中でも特徴的な部分です。イエスの受難を表し、とてもインパクトのある曲想になっています。

《ミュート(弱音器)したトランペットのファンファーレは死への行進を感じさせ、続くトロンボーンと弦によるfpを伴った3度の下降が苦痛に満ちた重い足取りとあまりの痛みによろめき倒れるイエスを思い起こさせます。

続く合唱、ソプラノとテノールの最初に見られる3連符。ソプラノの上行形、テノールの下降形は、まるで十字架の左右に無理矢理開かれ打ち付けられた手を表しているかのようです。さらに直後に現れるソプラノ、アルト、テノールの16分音符の下降形は、十字架上のイエスからしたたり落ちる血でしょうか。このような表現は、バッハによく見ることができます。いずれにせよ、特徴的な3連符と16分音符の動きを大切にし、丁寧に歌うことが求められます。》

ここで、小関先生は、イエスが十字架を背負い、ゴルゴタの丘に向かって歩いている1枚の絵を見せてくださいました。

キリスト教会では、年齢や経験に関係なくイエスの受難を理解できるように絵が使われます。演奏の上でプラスになればとのことでした。

《最後の passus, passus, et sepultus est  苦しみのうちに、葬られた、というところでは、最初に見られたソプラノとテノールの3連符の上行下降に呼応するかのようにソプラノとアルトの動きから始まります。

 

4分音符を1拍ずつ使って(3連符に比べるとゆっくりです。イエスの体をいたわっているのでしょうか)、先ほどとは逆に下降上行で、ひろげられた両手を十字架から外し、イエスの体を十字架から下ろします。

 

passus, passus の後、十字架から外された……人々の罪を一人背負った苦しみから解放されたイエスは、ソプラノの6度の下降をもって et sepultus est で地に下ろされ、墓に葬られます。p で始まるこのフレーズは、楽譜のとおり歌うことで自然にデクレシェンドすることを感じてください。けっして急ぐことなく一音一音気を配って歌います。

 

そのとき、-tus 8分音符を丁寧に歌うことを忘れずに。短くても長くてもいけません。強くなることもありません。最後の est st のタイミングを揃えましょう。墓の入り口の大きくて重い石が閉じられるところだと思ってください。》

 

次回からは、ソプラノのアリアで始まる、キリストの復活の部分からです。

Credo の最後59ページの終わりまで行く予定にしていますので、皆様、予習を怠り無く、お願いしますね! 

 

【ミニ知識・・・長調と短調】

前回は音と音との間を音程と言って、度数で表しますと言うことを認識していただきましたが、今回は、その度数について、更に一段階アップしてのお勉強です。

 

例えば、ドとミは、前回では3度という音程ですね。

今回はその3度のうちの、長3度と短3度という違いを認識していただきたいのです。

 

西洋音楽では、音と音との最短距離を半音と言います。

ピアノ、またはピアニカの鍵盤を思い浮かべていただくのが一番手っ取り早いのですが。

鍵盤のすぐ隣り合った音同士を半音の関係と言います。

長3度は例えばドレミと半音で5つ分ですが、短3度はドレミのフラットと半音で4つ分で、少し間が短いのです。

 

英語で言いますと、長調はメジャー、短調はマイナーです。

野球やサッカーでいうところのメジャーリーグ、マイナーリーグを思い浮かべて頂ければ、その意味合いがよくわかりますよね。

 

それでは、皆様、Credoが終われば、あともう一息です。

楽しみつつ、頑張ってくださいね♪

 

今回は初めて指揮の辰野先生にご指導を受けてKyrieGloriaの練習です。

今まで、最初からご指導くださった小関先生はバスでご一緒に合唱に参加して下さっていましたので、心強く皆で声を合わせました。

 

練習後、思ったより皆さんよく歌えていました、との辰野先生の一言で、一同ホッと喜びました。

 

あとは、ページ数では半分です。

今月は来週から残りの2週間、小関先生のご指導のもと、Credoを仕上げる予定です。

 

辰野先生のご指導の要点としては、この曲はハ短調という、ミサの中では数少ない調性で書かれているので、その調性をよく感じて欲しいとのことでした。

 

Kyrieの冒頭のハ短調の和声感、Gloriaの冒頭のハ長調の和声感、また、Qui  tollis  peccataの冒頭のヘ短調など,調性を感じながら歌えるように、とのご指示でした。

 

Cum  sancto  Spirituは冒頭のバスのテーマの増4度、次のテノールのテーマの長3度などについて説明がありました。

 

【ミニ知識―音程について】

音と音との隔たりを、音程といって度数で表します。

例えば、ドレミファソラシドという音階の中で、ドとドの同じ音の場合は一度の音程といいます。

ドとレの隣り合った音は2度音程、ドとミの一つ飛び越した音は3度音程といいます。

因みに、モーツァルトはまだほんの子どもの頃から、3度音程を好んでクラヴィーアで弾いて遊んでいたそうです。

続いて、ドとファは4度音程、ドとソは5度音程、ドとラは6度音程、ドとシは7度音程、ドと上のドは8度音程、といいます。同じ音同士の8度音程のことは別名オクターブといいいます。Octという単語は8という意味を持ち、オクトパスは8本の足を持つタコのことです。

 

今後も、練習の中で、度数の話が出てくることが多いと思いますが、これを機会に、度数を理解してくだされば、と期待します。音楽の勉強には、とても大事な要素ですので。

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練習に使用する楽譜
Barenreiter社の「孤児院ミサ」kv.139(47a) Missa in C ”Waisenhaus-Messe" 4声のボーカルスコアです。
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