この日は、小関先生がウィーン・レンヴェークの孤児院教会の写真を皆に見せて下さいました。
指揮者やオルガニスト、聖歌隊が写っている写真。
きらびやかではないけれど、落ち着いて荘厳な雰囲気の漂う教会内部の何枚かの写真。
それらの天井の高い、広い内部の写真を眺めながら、教会の残響の長さと、音楽との関係のお話、当時のカトリック教会とプロテスタント教会の残響の違い、残響による言葉への影響、等々のお話をしてくださいました。
今回練習している孤児院ミサは、この教会の献堂式でマリア・テレージア列席のもとで歌われたと言われている曲です。
モーツァルトの時代のミサ曲を、全く違う異次元の環境下である日本で歌っている私たちにとって、大変貴重なお話でした。
役者さんたちが時代考証をして役作りに臨むように、私たちも色々と知識を蓄え、想像力を働かせながら、より良い演奏を目指して全曲に取り組みたいものですね。
来週は、いよいよ指揮の辰野先生がいらっしゃいます。
KyrieとGloriaの指揮をしていただく予定ですので、この日は今までの復習で、
特に、Gloriaの後半、Qui tollis〜とCum sancto Spiritu〜を重点的に練習しました。
皆さん、次回はKyrieとGloriaの予習をしてきてくださいね♪
今回は、織笠さんのご紹介で、戸田さんとおっしゃるソプラノの方が参加してくださいました。楽しく歌えますよう、サポートをよろしくお願いします(^-^)
今回は、団地集会室での練習でしたので、前回のように他のグループとのコラボレーションは無く、小関先生のご指導のもと、落ち着いてモーツァルトに集中できました(^-^)
30PからのCum sancto Spiritu のフーガの部分を中心に練習しました。
この部分は、テーマは歌いやすいのですが、Amen の部分がリズムも音程も少しつかみにくなっていますので、次回は、Amen 部分を重点的に練習する予定です。
テーマは言葉のアクセントを大事にして、意識して歌うことで、自然にリズムが生まれる、ということで、言葉をつけたリズム唱の練習をしました。
その他に、Kyrieの冒頭部分、Gloriaの冒頭部分、18PのGratias,の部分を復習しました。
この日は、同じ階で他の練習室を使用していたグループが「東京音頭」をずーっと練習していました。
片町文化センターの3階では、7時から9時までの2時間は、さながら、孤児院ミサのグローリア vs 東京音頭、といった感じで、奇妙なコラボレーションが繰り広げられていました。
私は、というと、ピアノでグローリアを弾きながら、頭と心では、モーツァルトを求めているのに、身体と本能は、すっかり東京音頭に取り込まれ、制御不能のクラクラするような状況に置かれ(例えば、目は楽譜を追って、手はピアノでそれを弾いているのに、足は東京音頭の盆踊りをつい踊ってしまう、というような・・・耳は両方のコラボの斬新さに驚いてました・・・)それでも、不快ではなく、ちょっと愉快で不思議な2時間でした。
というわけで、今回は25ページの165小節目まで、練習しました、という事だけしか
ご報告できません。ごめんなさい。。。。。。
次回は、30ページのCum sancto Spirituのフーガから練習します。
それにしても、東京音頭を耳にした途端、子供のころの盆踊りの情景が、目にも耳にも、身体にも蘇って来ました。
櫓の上やその周りで何重にもなって輪を作り、浴衣を着て、下駄や草履をはいて、皆で踊っていた子供時代。太鼓の音まで聞こえて来てしまいました。
体験に裏打ちされている音楽って、一つの音から、一瞬にして音以外の多くの情報が得られるものなのですね。(音楽だけでなく、他のことでもそうでしょうけれど。)
ウィーンに留学してピアノの勉強をしている友人が、こんなことを言っていたのを思い出します。
「ウィーンっ子は、特別にピアノの勉強や音楽の勉強なんてしなくっても、私より、ずっと上手に弾くのよね。特に考えなくっても、自然にあたりまえに歌えてしまうのよね~」
モーツァルトの音楽を、その時代も土地も風習も知らぬまま、ただ大好き!というのも有りかもしれないけれど、想像力を働かせて、前世の記憶をたどりながら、もう一度モーツァルトの音楽を眺め直してみるのも、楽しさ倍増かな~と思えた、貴重な体験の2時間でした。
小関先生のご指導のもと、Kyrieの冒頭の部分のおさらい、とGloriaのGratiasまでの音取りをしました。
楽譜の18ページ、75小節目までです。
♪まず、最初のGloriaでは、Gの音をよく響かせて明るく歌い始める。
語尾のaの切り方は次の休符の時に響きが上に向かっていくように丁寧に。
♪3小節目のgloriaは1,2小節目とはリズムが違うので注意です。
軽く歌って、次のin excelsis Deo のiの音は言い換えて、はっきり発音する。
言葉のアクセントと意味合いに留意して、excelsisのcelとDeoのDeにフレーズの山が来るように歌う。
♪5小節目からは、各声部に半音が多く出てきますが、音程をイメージして、丁寧に歌う。
(例として、温泉にそっと足を差し入れて温度を確かめる時のような、注意深さで。
または、ネジを巻くようなイメージで。)
♪12小節のGloriaは音価は長いけれど、一つの言葉なので、ぶつ切りにならないように。
♪De-o やta-tisなど母音を伸ばしている時に音程が変化する時は、音色が変わらないよう に一つの単語であることを意識して歌う。
(13小節のアルトのDeo、20小節のソプラノ、アルト、バス、22小節のソプラノ、テノールのtatisなど。)
♪71小節のGratiasは3拍目からのオーケストラの音に引き継ぐように、語尾のsを発音。
次に続くgratias agimus tibiは2回ともノンブレスで。各パートうまくカンニングブレスでワンフレーズに聞こえるように歌う。
♪全体的に、母音で響かせて、子音は次の音の直前に発音するという歌い方を心がける事。
例えば、3小節、12,13小節のin excelsis の場合、i-ne-xce-lsi-sと歌う。
♪各フレーズの最後の音で、パート間で同じ音を歌う時、お互いに良く聞き合って響きを揃えるよう心遣いをして歌う事。
皆で、ハモろう、という意識を持って最後の音を締めくくりましょう。男声パートは全員揃って、参加でした!
本番でバスソロを歌って下さる奥村泰憲さんが見えて、一緒に合唱のバスパートを歌って下さいました。奥村さんは、シェーンブルグ合唱団の団員で、アーノンクールの指揮でこれを歌ったそうです!!!
小関先生のご指摘より
♪最後の言葉の納め方が乱暴に、雑にならないように注意!
Kyrieのeの切り方を揃えて、特に冒頭では、次の休符で切った後の響きの余韻が上の方に広がっていくようにイメージして。
eleison のsonの部分。語尾なので音が上がってもアクセントがつかないように、
♪8分音符2つの部分の歌い方に注意。クリアにキラっと光る様に。
47小節3拍目の、ソプラノ。85小節89小節のソプラノ、アルト。88小節92小節のテノール。96小節、100小節のソプラノ、テノール。
他にも、もっと具体的に色々とご指導いただきましたが、それぞれ、音取りをしっかり自習して、練習に参加することが、まずは大事、とのことでした。
次はGloriaに取り掛かる予定です。
今回は本澤先生からの記録です。
音符に素人だと、なかなか細かい練習日誌は書けません。
試しに載せてみますので、ご意見がありましたらおきかせください。
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今回取り組むミサ曲は、KV.139(47a)の「孤児院ミサ」ハ短調です。
まずは、解説書を配布、それを読み、用語の説明も加えながら、「キリエ」の音取りをしました。
最初から12小節目までは導入部で、ソプラノとアルトは5小節目までは半音ずつ音が上がって歌います。
テノールは7小節目でいきなり6度の跳躍がありますので、そのFの音に注意です。
各パート、3回Kyrieを唱えた後の、7小節目からのKyrie eleisonはそれぞれのメロディーを美しく歌って8小節目で変ホ短調のハーモニーを響かせます。
12小節目のト長調のフェルマータの響きは、次のハ長調を導き出すように、歌います。13小節からはKyrieの主部となり、オケの演奏に導かれ、26小節目からは、キリエの第一テーマが快活に歌われます。
ソプラノは4度の跳躍でGの音に達しますが、その時の音程に注意です。また31小節めの1拍目のF#の音程に注意です。次の3拍目のGに向かって導音としての響きを意識して歌って下さい。
34小節めからは、ト長調でソロが穏やかに第2テーマを歌います。
すぐに合唱が引き継ぎますが、41小節目のソプラノのBbの音程に注意です。
64,65小節目はニ長調、66、67小節目はホ長調、68から71小節目はイ短調とハーモニーが変わっていくので、各パート音程に注意です。特にソプラノは67小節目のE-Eから68小節目のFまでは9度の音程がありますので要注意です。
ただし、これは2度音程でもありますので、そのつもりで音を取ってみましょう。
82小節からまたハ長調で第一テーマが歌われます。
ソプラノは85小節のC-Gの部分が少し注意です。いつもここは音が上がるパターンでしたが、このときは音が下がるので、間違えやすいです。
105小節目からはアンダンテ。4分の2拍子ヘ長調となりソリストたちによって歌われます。140小節まで行ったら、13小節目アレグロから戻って104小節目まで復唱して終わります。